桜の季節になりましたね。
開花まで待ちきれずに、
弥生のメニューを頂きに行ってしまいました。
食前酒は桜の葉を漬けたものだそうで、
一口頂くと、ふわっと桜の香りが広がります。
食道が一気に満開の桜道になりました。
白子と葛が使われているお豆腐です。
舌触りがとても良いです。
ポン酢には5種類の柑橘類が使われており、
フレッシュな爽やかさと繊細なお味に胃もますます元気が出てきます。
インゲン豆の黄色い粉は卵です。
タコも歯応えがありながら柔らかく、
バランスの良さが絶妙でした。
人参のように見えるものはサーモンです。
真ん中の丸いものはアボガドです。
蝶々の形の山芋があったり、
桜の花弁や蕨の形になっていたりと、
春らしくて可愛らしいですね。
お寿司も美味しかったです。
タイとマグロのお刺身です。
タイはお醤油で頂きますが、
マグロの方は醤油漬けの半熟の黄身を巻いたものになっており、
そのまま頂きます。
タイの皮も美味しいですよ。
菊乃井さんでは餡には本葛を使っているそうで、
いつもスプーンで余さず頂いてしまいます。
葛の光沢と透明感にあふれて、
視覚的にも本当に美しいです。
余談ですが、葛には体を温めてくれる作用があるのです。
風邪をひいたら葛湯が良いといわれるのは、
そのためなのですね。
細やかな配慮もうれしいですね。
タイと筍と菜の花の煮物です。
味がしっかり沁みているのに
煮崩れせず美しいですね。
お酒の香りがしました。
この季節だからこその一品だそうです。
筍ご飯です。
隣の汁物は抹茶のような色合いですが、
一口頂くとえんどう豆の風味が広がります。
ここまでお料理を頂くとかなりお腹もいっぱいで、
胃袋の容量の少なさに敗北感を覚えながら
おかわりは断念し、
おにぎりをお願いしてしまいました。
お土産が楽しみになりますね。
ご飯のお供のこちらも
ご飯の風味を引き立てる優しいお味で、
とても美味しかったです。
最後のデザートは、
キクラゲのぜんざいです。
今まで頂いてきたぜんざいの中でも
ダントツで一番上品なお味でした。
アイスはちょうど良い硬さになっています。
無碍山房のカフェでも出して頂けないかな……
お気に入りです♡
菊乃井さんは、
新鮮で良い食材を選ばれていらっしゃるだけでなく、
盛り付けも素敵ですし、
食べやすくカットされていたりと
手が込んでいて、
一皿一皿から私たちへの心遣いが感じられ、
伺うのが楽しみです。
ぜひまた伺います❗️
予約取れますように……