大吉貯大の美味求心記

美味しいものを食べるために生まれてきました。

リッチモンドホテル 京都 ラウンジ きなこパフェ

京都に行くときはいつも同じホテルなのですが、

口コミで評判の良いこちらのリッチモンドホテルに予約を入れました。

 

浴室とおトイレが別々に分けられていること、

充実したアメニテイ、ラウンジでのドリンク、デザート、

お酒の提供などが魅力的だそうです。

駅前と四条がありまして、

宿泊料金がお手頃な駅前のホテルにしました。

 

写真は、人気のきなこパフェとわらび餅です。

抹茶パフェ、ぜんざいなどから1つ選びます。

 

お酒も思ったより種類が多くて驚きました。

 

2,3種類ほどだと思ったのですが、

ワイン、日本酒、サッポロ、アサヒ、キリンの缶ビールまでありました。

少しずつ試飲して、お気に入りのお酒を探すのにはとってもいい機会ですね。

ありがたかったです。

 

四条と駅前では、お酒の種類、スイーツも違うようなので、

観光の隙間時間に休憩したり、荷物を預けたり、

チェックインの際にうまく組み込めるといいですね。

 

コミ通り、浴室とトイレのセパレート、洗面も別で、こちらは快適です。

浴室のシャンプー類はミキモトです。

アメニテイはポーラの化粧水、乳液で品質も良かったです。

人気の理由がわかりました。

 

 

 

菊乃井 無碍山房

3月でしたが、雪が降っておりました。

雪になるとマイナスのイメージしかないのですが(足元滑る、交通渋滞、電車遅延)

京都では、雪景色が本当に美しくって、風情があるので、許せてしまいますね。

 

無碍山房さんに伺った際に、雪がちらつき始めました。

はんなりと雪が舞う風情がなんとも言えず、情緒あふれて、素敵ですね。

 

景色だけではありません。

ミシュラン三ツ星の菊乃井さんのお弁当がいただけるのです。

まさに至福の時です。

どれも本当においしいです。

時の流れを忘れてしまう、異次元の世界へ誘われていくこの瞬間は最高に幸せです。

 

 

 

 

 

 

 

 

京都 廣川

久しぶりに伺いました。

嵐山にある廣川さん。

 

完全予約制になってからは、

長蛇の列に並ぶこともなくなりました。

 

鰻もおいしいですが、

こちらのお店の佇まいと落ち着いた雰囲気がとても好きです。

 

1階には7テーブルと個室。

お二階は個室ではないかと思います。

 

店内には静かに音楽が流れています。

窓側に座ると、お庭を眺めながらお食事がいただけます。

水が静かにさらさらと流れて、心が癒されます。

 

緑色のテーブルは目に優しく、これも落ち着きます。

 

お箸も両方の先端が細くなっており、

木の感触が手になじみ、驚くほど軽いです。

 

写真の鰻はうな重、肝いりのお吸い物、肝焼き、ひれ焼きです。

鰻は、ふっくらと柔らかでトロっと肉厚です。

甘めのたれがたっぷりとごはんにもかけられ、おいしいです。

ごはんですが、柔らかすぎず、硬すぎず、

ふっくらと炊きあげられています。

肝もおいしかったです。

ごちそうさまでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

みたらしだんご 加茂みたらし茶屋

おいしいみたらし団子が食べたいと思っておりました。

 

以前に、京都のデパートで、

加茂みたらし茶屋さんの温かいみたらし団子を

いただいたことがありました。

 

できたてのお団子が運ばれてきたようで、

お団子の温かさが本当にうれしくって。

 

早速今回も、その温かさを求め、デパートに伺いましたが、

今は置いていないそうです。

 

翌日、京都駅から加茂みたらし茶屋へ、

バスに乗って伺いました。

 

朝の9時半から営業のようで、朝一で向かいました。

 

温かいというより、やけどしそうなほどの熱々の、

出来立てのお団子です。

 

朝から伺っただけのことはありました。

モチっとした歯ごたえのあるお団子。

 

熱々の餡に、心も胃も温まりました。

 

 

祇園辻利 京番茶

京都といえば抹茶ですが、

京番茶もおすすめです。

スモーキーな香ばしさがたまらないです。

京番茶は数多くありますが、

こちらが一番のお気に入りです。

 

本店のみに置いていらっしゃる

幻のお茶です。

 

 

しかも表には出ていませんので、

こっそりと店員さんにお声がけして購入します。

 

袋の中に入っている状態でもわかるほど

素晴らしい香ばしさです。

 

裏に淹れ方の説明があります。

わかりやすいですね。

菊乃井 露庵 弥生の御献立

桜の季節になりましたね。

 

開花まで待ちきれずに、

弥生のメニューを頂きに行ってしまいました。

 

食前酒は桜の葉を漬けたものだそうで、

一口頂くと、ふわっと桜の香りが広がります。

食道が一気に満開の桜道になりました。

 

白子と葛が使われているお豆腐です。

舌触りがとても良いです。

ポン酢には5種類の柑橘類が使われており、

フレッシュな爽やかさと繊細なお味に胃もますます元気が出てきます。

 

インゲン豆の黄色い粉は卵です。

タコも歯応えがありながら柔らかく、

バランスの良さが絶妙でした。

人参のように見えるものはサーモンです。

真ん中の丸いものはアボガドです。

蝶々の形の山芋があったり、

桜の花弁や蕨の形になっていたりと、

春らしくて可愛らしいですね。

お寿司も美味しかったです。

 

タイとマグロのお刺身です。

タイはお醤油で頂きますが、

マグロの方は醤油漬けの半熟の黄身を巻いたものになっており、

そのまま頂きます。

タイの皮も美味しいですよ。

 

菊乃井さんでは餡には本葛を使っているそうで、

いつもスプーンで余さず頂いてしまいます。

葛の光沢と透明感にあふれて、

視覚的にも本当に美しいです。

 

余談ですが、葛には体を温めてくれる作用があるのです。

風邪をひいたら葛湯が良いといわれるのは、

そのためなのですね。

細やかな配慮もうれしいですね。

 

タイと筍と菜の花の煮物です。

味がしっかり沁みているのに

煮崩れせず美しいですね。

お酒の香りがしました。

この季節だからこその一品だそうです。

 

筍ご飯です。

 

隣の汁物は抹茶のような色合いですが、

一口頂くとえんどう豆の風味が広がります。

 

ここまでお料理を頂くとかなりお腹もいっぱいで、

胃袋の容量の少なさに敗北感を覚えながら

おかわりは断念し、

おにぎりをお願いしてしまいました。

お土産が楽しみになりますね。

 

ご飯のお供のこちらも

ご飯の風味を引き立てる優しいお味で、

とても美味しかったです。

 

最後のデザートは、

キクラゲのぜんざいです。

今まで頂いてきたぜんざいの中でも

ダントツで一番上品なお味でした。

アイスはちょうど良い硬さになっています。

無碍山房のカフェでも出して頂けないかな……

お気に入りです♡

 

菊乃井さんは、

新鮮で良い食材を選ばれていらっしゃるだけでなく、

盛り付けも素敵ですし、

食べやすくカットされていたりと

手が込んでいて、

一皿一皿から私たちへの心遣いが感じられ、

伺うのが楽しみです。

 

ぜひまた伺います❗️

予約取れますように……

 

菊乃井 露庵

何年振りでしょうか。

先月、ようやくまた露庵さんに伺うことができました。

如月のメニューです。

 

 

蓋を開けると・・・

「運」に恵まれるようにと、

にんじん、れんこん、はんぺんなど、「ん」が付く食材が使われているようです。

 

↑写真を撮る前に刺身一品食べてしまいました。

 

舌触りの滑らかなマグロを濃厚な黄身醤油にたっぷりと絡めていただきます。

このお餅、中にはからすみが入っています。

 

 

 

フグの炊き込みご飯です。

フグの旨みがあふれんばかりです。

↑おこげの部分をたくさん入れてくださいました。

残りはおにぎりにして持ち帰ることができます。

ごぼうと茄子の汁物も大変美味しいですね。

本葛と本蕨と、カカオの塊から作ったチョコレートを使用して、デザートまで贅沢です。

 

最高に美味しいお料理をお腹いっぱいいただくことができて大満足です。

弥生のメニューも楽しみですね。